居眠りする人の人格を責めるのは、正しくないし得でもない
1.居眠りしている人が、やる気がなかったり、怠けていたりするわけではない。
2.人格を責めても、だれの得にもならない。
まとめ
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睡眠不足のアナタに、年末年始の「寝だめ」のすすめ
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睡眠不足になるから
夜に光を浴びること自体が良くない
まとめ
23時ごろまで寝ない未就学児を早く寝かせるための4つの作戦
睡眠が専門の仕事をしていると、会ったばかりの方から、あいさつがわりのように、睡眠の悩みを相談されることがよくあります。
とくに、「子どもが、早くに寝かせたいのに寝てくれない」という悩みは割とよく聞きます。
そこで今回は、「まだ未就学児なのに毎晩寝る時間が23時頃になってしまう」という事例を想定して、改善のためには何を心掛ければよいのか、一般論を記しておくことにします。
ただし、はじめにお断りしておくと、そのように夜型になっている子を早寝させるために、一夜で魔法のようにシュッと効く方法はありません。
以下に説明する方法を、親が選んで組み合わせて実行して、徐々に効果が出るのを期待する、という流れになります。
作戦1:寝る2-3時間前から、徐々に静かで薄暗い環境に移行していく
具体的には、以下のような方法があります。
- 明るさが調整できる照明器具は、明るさを落としていく
- テレビやオーディオ、ゲームなどの音量を徐々に落としていく、あるいは消す。
- 寝る予定の30分前には、スマホもテレビも全部消す(もちろん、それより前に消すことが出来るなら、その方がよいです)
- 遊びも、なるべく、読み聞かせなどのおとなしい遊びにする。体を使う遊びなど興奮する遊びの直後は寝つきが悪くなるので、できれば避ける。
作戦2:寝つきをよくするために、就寝前儀式を意識する
毎晩、寝付く前に必ず同じ手順を踏む(たとえば、お風呂→歯磨き→絵本→消灯など)ことによって、寝やすくなります。
「家中のものにおやすみなさいを言って歩く」など、儀式的な手順を踏む子もいるそうで、そういうのも有効かと思います。
作戦3:朝はなるべく同じ時間に起こし、休日でも遅くまで寝かせない。夕方には寝させない。
朝起きる時間が早いと夜は早くに眠くなります。朝に起きる時間が遅いと、夜は遅くに眠くなります。日によって起きる時間がまちまちだと、夜に眠くなる時間帯もバラバラになります。
だから、同じ時間に寝かせようとしても、日によって寝やすかったり寝にくかったりと反応が一定せず、寝かしつけにくくなるもととなります。なるべく同じ時間に起こすことで、夜、いつもだいたい同じ時間に眠くなるようにしましょう。
もう一つ気をつけたいのは昼寝の時間帯です。昼寝が長すぎたり、起きる時間が遅すぎたりすると、どうしても夜には寝つきにくいです。夜に早くに寝かせたいけどまだ昼寝も必要という場合は、昼過ぎの早い時間に昼寝をさせるようにしましょう。
作戦4:寝る時間を意識的に早めていく場合は、15分ずつくらいに小刻みに、前倒しにする。一気にいつもより2時間早くとか寝かせようとしない。
いきなり一気に早く寝かせようとしても、うまくいかない可能性が高いです。もちろん子どもが自主的に早くからコトンと寝てくれるなら問題ないですが、そうでないなら、寝かせる時間は、少しずつ前倒しにしていく方が確実です。
以上、だれかの参考になれば幸いです。
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久々に、子どもの話をします。