年齢によって睡眠の質は変わるのですか?
「年齢によって睡眠の質は変わるのですか?」という疑問を、このブログを読んでくれているお友達からいただきました。
はい、変わるのですよ!
年をとるごとに
- 深い眠りは減り、
- 夜中に一瞬目を覚ます回数が増えていきます。
これは、特に睡眠の問題を自覚していない人であっても、起こることです。
睡眠障害以外の病気にかかった場合でも、痛みなどの不快感によって眠りが妨げられることがよくあります。内科系の薬によって睡眠の質に影響が出ることも珍しくありません。
お友達は、知人の50代男性が
「若い頃はたくさん眠れたのに、今では途中で起きてしまうともう寝られない」
語っていたことから、冒頭の疑問に達したそうです。
これは、不眠症の症状かもしれませんし、あるいは、その方の体内時計が、若い頃に比べて朝型になってきたためかもしれませんね。
おじいさんおばあさんに朝型の人が多いというのは昔からよく知られているところです。一般的に年を取ると体内時計が朝型になってくるので、若い人より早くに目が覚めてしまいがちなのですね。
ちなみにわたし自身は、30歳を超えた頃から、寝つきが悪かったり、途中で目が覚めるともう寝られなかったり、というのがときどき出るようになりました。睡眠時間を削ると眠くなりやすいのは相変わらずなのに困ったものです。これについてはいずれまた詳しく書きたいと思います。