眠りの科学とワタシの生活

睡眠関係のネタを、睡眠の専門医である2児のママが書いてます。

睡眠時間が多めに必要なわたしの、最近の時間のやりくり

わたしみたいに眠気が強くて体力がないタイプの方、夜に「今日できなかったあれもしよう、これもしよう」と頑張ろうとしても、疲れて、ついついダラダラすることに時間を使って寝るのも遅くなって、次の日さらに疲れて…という悪循環に陥ってしまうことはありませんか?
わたしは、昔は、そういうことがよくありました(笑)
 
でも、長男が1歳過ぎに添い寝でないと寝付いてくれなくなった頃から、強制的に早寝早起きに切り替わりました。これが、やってみるとけっこう良かったのです。運動やら読書やら書き物やら、自分の趣味活動にあてる時間を、長男より早起きすることで持つことができました。あの頃は毎日わくわくして起き出していたものです。
 
とはいえ次男を妊娠してからは、眠くて早起きするどころじゃなくなったし、産後すぐも夜間にたびたび起こされるのでその分遅起きで、長らく早起き習慣から遠ざかっていました。
 
でも、前回の記事にも書いた通り、
最近は次男が夜に割と寝てくれるようになってきたので、このところ、長男より20分ほど早起きするようになっていたのですね。
ただ、その早起き時間は、化粧と着替えという、身支度に使われていたのです。
いや、これはこれで、あらかじめやっておくと得なんですよ。気分がしゃきっとするし、いつでも出かけられる状態になっている分、朝の家事が余裕気分で出来るんで。
 
でもね、今は日中に、「この時間なら必ずブログを書ける」という時間帯が存在しないんです。日によって、やらなきゃいけない家事が少なかったり、次男がよく寝てくれたりして意外と時間ができるということはあるけれど、他にもやらなきゃいけないことがたくさんあるもので、ブログの優先度がどうしても低くなってしまっているのが現状です。
 
だから、朝の時間はブログのために使ってみよう、と決めました。だれにも邪魔されない、頭のすっきりしている朝の時間は、集中して書き物をするためにはうってつけですから。化粧や着替えみたいな緊急性の高いことは、どのみちどうにかするに決まってる。
 
なので、ほんの3日前からなんですが、朝は30分、長男より早起きして、その時間をまるまるブログを書くためにあてることにしました。
 
すると、なかなかいいですね。「ブログ書かなきゃ!」というストレスが減るし、自分のために時間を使えるのが楽しみで、この寒い時期でも寝床から出やすくなりました。
 
この記事は、こうして、朝の30分で書き、翌日の30分で見直してアップしたものです。このペースだと、週に2~3本書けるようにならないかな。
 
というわけで、単に早起きするだけでなく、「前の日にできなかったこと」をするための時間として、目的をハッキリさせて朝の時間をとらえるようになると、効率的に動けそうです。
 
夜には眠くてしんどい方々、夜に頑張っていろいろこなそうとするよりも、思い切ってさっさと寝て、早起きしてから作業にとりかかる方が効率が良いかもしれませんよ。一度試してみてください。
ただし、前提として睡眠時間はまあまあ十分にとっておいた方がよいです。睡眠不足だと、早起きしようとしても結局起きられない可能性が高いですから。
動きがにぶるほど睡眠不足のときは、本当に緊急のこと以外は先延ばしにして、とにかくまずたくさん寝て疲労回復することも選択肢です。
 
次の記事は、「やせれば睡眠時無呼吸が治るのかどうか?」について書く予定です。