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眠りの科学とワタシの生活

睡眠関係のネタを、睡眠の専門医である2児のママが書いてます。

保育所が変わった8か月次男の「夜泣き」問題

いまさらですが、新年度ですね。
わが家の8か月の次男は、4月から保育所が変わりました。そのせいか、次男の睡眠習慣が変化して、ちょっぴり困っているところです。
 
具体的にどういうことか説明します。
3月までの次男の夜の睡眠は、かなり「いい子」だったのですね。寝つきの時間こそまちまち(19時~21時半)であったものの、夜中に世話が必要なのは平均1回、時には夜通しずっと寝る。
昼寝はあまりしなかったものの、夜にこれだけ寝てくれるならそれも仕方ないな~、というところでした。
 
ところが最近2週間ほどは、
・寝つくときに前よりもぐずる。
・夜中に2回、ときには3回、覚醒し、授乳されるまで静まらない。
・泣き出すほどでなくても、うーうー声をあげたり、横に寝ているわたしの髪を引っ張ったりすることもしばしば。
・夜中に起きたあとでまた寝入るまでも、前より若干時間がかかる。
という具合です。
当然わたしの眠りもいまいちで、コーヒー消費量が増えてきました。
 
原因として大きいのは、やはり、保育所が変わったことによるストレスだろうと推察されます。預けられること自体には慣れているはずだし、先生たちも信頼に値する人たちなのですか、環境が変わるとやはりいろいろ違って戸惑いがあるのでしょう。時間が経って環境に慣れてきたら、また、落ち着いて眠ってくれるようになることを願うばかりです。
 
あとは、お昼寝の時間が増えたことも、原因かもしれませんね。なぜか、前の保育所のときよりも1時間ほど長くお昼寝してくる日が多いので、その分、夜の睡眠が減っているのかもしれません。少なくとも、朝に妙に早起きになってきたのは、このせいじゃないかな~。
 
夜泣きについての論文(参考文献)を読んでみると、添い寝が夜泣きのリスク因子ではないかと言われてましたが、どうなんでしょうね。データを見ると、添い寝と夜泣きの関連は、統計学上確かにあるようでしたが、横断的な観察研究というタイプの研究からのデータである以上、添い寝→夜泣きという因果関係は、このデータだけで断定できません。
個人的な体験からすると、夜に泣くから添い寝をするという、夜泣き→添い寝の方向の因果関係は発生し得るので、いちがいに、夜泣きを防ぐには一人寝させるのが有効とも言いきれないような。
まあ、1本だけ論文を読んでの感想なので、もう少し調べてみます。
 
なお、長男のほうの寝つきは、最近は以前ほど困らなくなりました。少なくとも前のように、「眠れない」と、部屋を自主的に出て行ってしまうことはありません。このところ、夜9時過ぎには「眠い」と言い出して、割と抵抗なく寝てくれます。
年中さんに上がってから、新しく使えるようになった遊具に喜んで、かなり体を動かして遊んでいるようだから、それが良いのかもしれません。
 
参考文献:
Sleep-Related Nighttime Crying (Yonaki) in Japan: A Community-Based Study.Fukumizu et al., Pediatrics 2005;115:217–224;