眠りの科学とワタシの生活

睡眠関係のネタを、睡眠の専門医である2児のママが書いてます。

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

中高校生の就寝時間を親が早めに設定してあげることが、うつの予防になるらしい

子どもを持つ親ならば、きっとほとんどの方が、自分の子どもがニコニコと元気に生活することを願っていると思います。 しかし、思春期は、子どもの内面に嵐の吹き荒れる時期。子ども気分が落ち込んでうつ状態となったり、自殺を考えたりするのも決して稀なこ…

「夜中のトイレのあとで眠れない」を予防するためにわたしがしていること

夜中にトイレなどに起きたあとで眠れなくなってしまう原因のひとつは、照明なのではないかと思います。とくに最近よく使われているLEDライトは、昔ながらの白熱灯に比べて、まぶしさが直線的な感じというか、目が覚めやすい感じがしますね。 わたしは次男を…

36時間断眠させる実験でわかったこと ~睡眠不足にどの程度弱いかは、人によって違う

睡眠不足だと、頭の働きが落ちることは、だれしも体感されていると思います。 でも実は、どのくらい睡眠不足でどのくらい頭の働きが落ちるかは、人によって違うんですよ。頭のどんな働きがとくに落ちるかということも、人それぞれです。 睡眠時間に個人差が…

最近は寝つきが良くなった、4歳の長男

最近は、4歳の長男は割とすんなりと寝てくれています。以前のように、22時過ぎまで目を開けていてさわぐということはありません。 保育所に行く平日は、21時-21時半に寝て6時10分起き。この正月休みは、家では昼寝しないので夜の睡眠を伸ばして、20時-20時…

睡眠の医者であるわたしとカフェインの付き合い方

カフェインは、健康にいいという話もいろいろありますが、わたし自身は、ふだんは、なるべくカフェインを控えるようにしています。 その理由は大きくわけて3つあります: カフェインを連日つかうと、耐性ができて目覚め効果がにぶくなる とる時間帯によって…