眠りの科学とワタシの生活

睡眠関係のネタを、睡眠の専門医である2児のママが書いてます。

「夜中のトイレのあとで眠れない」を予防するためにわたしがしていること

夜中にトイレなどに起きたあとで眠れなくなってしまう原因のひとつは、照明なのではないかと思います。とくに最近よく使われているLEDライトは、昔ながらの白熱灯に比べて、まぶしさが直線的な感じというか、目が覚めやすい感じがしますね。
 
わたしは次男を妊娠していた頃、夜中に起きたあとで眠れなくなることがとにかく多くて困りました。妊婦につきものの夜間頻尿のためトイレが近いのに、トイレがとにかくまぶしい!策として、夜中のトイレのときには、洗面所もトイレもいっさい明りをつけなくなりました。慣れた場所なので、暗くても用は足せますから。
 
で、いまもその習慣を続けています。
正直だれにでも勧められる方法ではないとは思っています。暗くする分、転倒するリスクが増えますからね。不眠症の高齢の方にうっかり勧めたばかりに、転ばれて骨折してそれがきっかけで寝たきりに、となったら申し訳なさすぎる。
 
まあ、要は、眩しい光が目に入らなければ、あまり目が覚めなくていいわけです。
いま、わたしは寝室にフットライトをつけてますが、同じように廊下にもトイレにもフットライトを設置するのが、比較的安全、かつ適度な暗さも確保できて良さそうな気がします。
青みの強い明かりよりは、赤みの強いものの方が、睡眠のリズムに影響を及ぼしにくいのでおすすめです。
 
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